みんなが退職金を作れる制度
2021/04/03 資産運用
今日は退職給付制度のお話です。
皆さんの会社には退職金の制度はありますか?
目次
あるといいな退職金
皆さんの会社には退職金の制度はありますか?
退職金がないことを承知でその会社に入社した皆さんでも、
よその会社の制度を横目で見ながら
「いいなぁ。うちにも退職金があったらいいなぁ」と思ったことはあるのではないでしょうか?
「老後の自分のために、iDeCo(イデコ)という仕組みがあるらしいので、自助努力で始めてみようかな?」なんて。
また、会社を経営されている方も、
「近頃業績がいいので退職金の制度を始めたい。でも将来の従業員の給付額の責任がもてるかなぁ・・」
「確定拠出年金の企業型を導入したいけど、制度が大変そうだなぁ・・」
「うちはスタートしたばかりのベンチャー企業なので、まだまだ退職金のことは考えられないなぁ・・
いい人材は来てくれるかもしれないが・・」
などと、考えている方も多いのではないでしょうか?
新しい退職金の制度 「iDeCo+(イデコプラス)」
退職金を会社が準備する方法は様々ですが、
その中でも2018年の6月から始まった
中小事業主掛金納付制度「iDeCo+(イデコプラス)」は、
従業員の個人型確定拠出年iDeCoに、会社が追加掛金を上乗せするという新しい制度です。
通常会社が確定拠出年金制度を導入するには初期費用が掛かりますが、
この制度は従業員が加入する個人型に会社が上乗せして拠出するだけなので、
コスト不要で従業員の退職金作りを応援することができます。
従業員の老後をより豊かにできることに加え、
税制面では、事業主が拠出した掛金は、全額が損金に算入されます。
2020年6月の「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」
(令和2年法律第40号、令和2年6月5日公布)で様々な改正が行われましたが、
その中で、「iDeCoプラス」の実施可能な従業員規模が100人から300人に拡大されました!
より多くの中小企業が加入できるようになりました!
*詳細は、「iDeCo公式サイト」をご覧ください。
https://www.ideco-koushiki.jp/
導入のお手伝いいたします
ちょっと面倒な導入についてや社員のかたへの金融教育は、私たちファイナンシャルプランナーがお手伝いいたします。
実はこの社員の方への教育は、この制度の場合会社の義務ではないのですが、
せっかくの良い制度なのに、分からないまま金融機関や商品を選んでは将来の受取額がグンと違うのです。
ということは、社員の老後の幸せもグンと違います!
最初がとても肝心なのです。
ですので、最初からお手伝いできるといいなあと思っております。
みんなが退職金を作れる制度です。
いいと思いませんか?
ぜひご相談お待ちしています。
ファイナンシャルプランナー
平野 佳代子